神戸平野のレンタルショップ・スペース・ギャラリー「いちばぎゃらりぃ侑香」

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玉川侑香たまがわゆか

1947年 神戸市生まれ。

神戸市在住。

生まれてこのかた神戸市兵庫区をでたことがないという「井の中のかわず」人間。

詩や絵本、CD出版などなどの活動と共にギャラリーも運営しています。

活動記録

  • 1996年 阪神淡路大震災から自分たちの表現で立ち上がろう、と「創作ぐるーぷ965(クロコ)の会」を結成。

  • 震災を語り継ぐ朗読と音楽のグループ・ユニット「風のたより」を立ち上げ。「風のたよりのコンサート」を毎年開催。

  • 平野のまちの歴史案内人

  • 神戸詩人会議「プラタナス」主宰

  • 日本詩人クラブ、詩人会議、姫路文学人会議各会員。

玉川侑香 活動紹介

 2024
 エッセー集「平野のまちの物語」出版
 昭和30年代の平野というちいさなまちでの物語。
 私の幼年時代を描いてひとつの時代を残しておくことにする。

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 ​​​​​​​2023
 兵庫県現代詩協会 第25回読書会
「鳴海英吉の詩」について
​​​​​​​   チューター 玉川侑香
​​​​​​​  11月25日(土)13:00~

 鳴海英吉の「白」の世界

鳴海英吉
1923年東京上野生まれ。本名 加川治良
第二次世界大戦でシベリアに抑留される。その体験を語り継いだ詩集「ナホトカ集結地にて」から、鳴海英吉の世界を紹介したい。
鳴海が描く「白」の世界はシベリアの文字通り原野の色。そこでの過酷な労働と飢えに苦しみながらも人間の生き死にを皮膚感覚のように伝える表現が魂に響く。見渡す限り一面の「白」の世界の中で繰り広げられた出来事、死んでいった多くの兵士たち。「白」は仲間たちを飲み込んだ命そのものであり無念の象徴であるように思われる 。
 以下、「雪 1」から部分を紹介する。
大八車の先棒を今日死ぬ奴が握り 後棒を今日死んだ奴が押す ぞろりとつづくのは 今までに死んだ奴 (中略)真白な丸太になりながら まだなにかが不安で それでも凝視する方向を失って ぼんやりしている
まだやわらかな 今生まれたばかりの死んだものたちの亡霊 仄白い道を わめきながら殺到していったが ひとつひとつ凍って夜空に巻き上げられて くだくだと雪になる この原野で生きているものはひとつもない 滅ぶものたちだけが前で白く生温かく 俺の方に向かってくる
(中略)忘れられた奴が墓穴を這い上がり 仄白い雪明かりのわめきながら駆けてゆくのだ そうだ もう一度どうして どこから奴らの死がはじまったのか 
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2023生活語詩集全国ろうどく会
 岩手県北上市花巻にて
​​​​​​​  6月24日(土)

北は北海道、南は九州、40人余りの詩人たちが集まって方言での朗読会

それぞれのお国言葉に聞き入ったり笑ったり、すばらしい交流のひとときだった。

朗読CD「かなしみ祭り」

著書・出版

朗読CD「かなしみ祭り」

阪神淡路大震災から25年の節目として 朗読CD「かなしみ祭り」を出版

自作詩15編を収録。販価1000円。

朗読CD「かなしみ祭り」

玉川侑香詩集「戦争を食らう」
―軍属・深見三郎戦中記―

ごあいさつ
戦後70年を過ぎ、戦争を語り継ぐことが徐々に減っていく昨今です。
私の父は第二次世界大戦中、軍属としてインドネシア・アンボン島で「戦時標準船」の木造船造りに従事していました
その手記を「詩物語」にまとめたものをこの度発表するに至りました。
戦争中の知られていない一面を僅かでも伝えられたらと思います。

2017 風来舎刊 B6判

1600円

玉川侑香詩集「戦争を食らう」―軍属・深見三郎戦中記―

「れんが小路」の足音

戦後の幼児期の1ページ。
長屋の路地で遊んだ日々の記憶。

2012 風来舎刊

1200円

「れんが小路」の足音

詩集「かなしみ祭り」

立ち止まってふと人生を振り返るある日。
枯れ葉は腐葉土になり次の命を育てる
秋は春よりも春のよう

2004 風来舎刊

詩集「かなしみ祭り」

絵本「震災を語り継ぐ本」3部作

2000 比良出版

「四丁目の『まさ』」

「四丁目の『まさ』」

一丁目も四丁目もなくなったガレキのまちから 「もういっぺん生きてみるわ」と立ち上がる「まさ」

絵:後藤栖子

「ミヨちゃん」

「ミヨちゃん」

ことばを失うということでしか伝えられないミヨちゃんの震災。 ことばが戻る日は。

絵:森田美智子

「安っさん」

「安っさん」

5年間を暮らした仮設住宅から歩み始める日 それを支えるのは人と人が助け合った優しさの記憶

絵:後藤栖子

エッセーと詩「ここは生きるとこや」

阪神淡路大震災、震度7に放り出された朝から
その後を生きる人々の面白くも逞しい記録

1998 ユック舎刊

NO IMAGE

詩集「四丁目の『まさ』」

震災前、震災後を通して生きた日常

1997 風来社刊

詩集「四丁目の『まさ』」

エッセー「虫たちとの四季」

幼児期、共に遊んだ虫たちとの出会い

いろんな虫との出会いのエピソード12

花づくし12話

1994 風来舎刊

NO IMAGE

詩集「ちいさな事件簿」

わが家族と3人のこどもたちへ
「おまえが産声をあげた時」他

1986 風来舎刊

NO IMAGE

受賞歴

2018年度神戸市文化活動功労章受賞

2017年 第20回日本自費出版文化賞・詩歌部門「戦争を食らう」

2017年 第45回壺井繫治賞「戦争を食らう」

2005年 姫路文化賞

2006年 第13回ロドニー賞

1996年 半どんの会文化奨励賞

連載作品

  • 2020.1.~4月 神戸新聞夕刊・随想欄

  • 2015.4~2018.9 毎日新聞コラム「Fメール」

  • 2015.4~2017.1 文芸日女道「深見三郎手記より・物語詩」

  • 2005 神戸新聞エッセー360℃

  • 2002~2005 レヴェール「平野物語」 

  • 2001~2003 文芸日女道 歴史エッセー「奥平野村あのね帳」

  • 2001.6 しんぶん赤旗「近畿の散歩道」

  • 2000 全国商工新聞随想欄

  • 1997 神戸新聞生活エッセー

  • 1994.1~1994.11 文芸日女道「動物たちとのうた日記」

  • 1992.1~1992.12 文芸日女道「カツんちのこたつの囲り」

  • 1990.1~1991.12 文芸日女道 連載詩「季節の音」

  • 1988~1989 文芸日女道「れんが小路」 

  • 1987 文芸日女道「カメ歩き」